普通、結婚生活と言ったら同じ屋根の下、同じ飯を食い、同じ便所で排泄し、苦楽を共有して夫婦になって行くものだろう。
そんな生活とは無縁な俺が週末婚のメリット、デメリットについて記してみる。
夫としてのメリット
- 平日仕事終わりの時間がかなり自由
- 妻に会う頻度が少ないので新鮮さが残る
平日仕事終わりの時間がかなり自由
平日の生活はそこいらの独身男性と同じである。会社で飲みに誘われれば行くし、パチンコに行ってもいいし、何か趣味があればそれに没頭出来る。
男としては避けられない自家発電もスパークし放題だ。
妻に会う頻度が少ないので新鮮さが残る
俺の中で妻はあの日のままだ。程よい距離感なので週末会うのは楽しみだし嬉しい。
正直に言うと土曜日の仕事中なんかは妻との性交を想像して滾っている。土曜の夜がたまらなく待ち遠しいのだ。
毎日顔を合わせていたらこうはならなかったかもしれない。新鮮味が失われて慣れが勝ち始めると本当の意味で夫婦になってしまうのかしらん。
親としてのメリット
- 育児に囚われない。
育児に囚われない
おむつ交換、食事、入浴、歯磨き、と言った行為をしなく済む。
妻家で勝手に育ててくれるので、偶に父親としての威厳を見せつけておけばいいだけだ。
かなり悩んで絞り出したがこれくらいしか浮かばなかった。
夫としてのデメリット
- 毎日会えなくて淋しい
- 週末に性交できない時の絶望感
毎日会えなくて淋しい
いくら自由な時間があると言っても淋しさはある。毎日顔を合わせるのは鬱陶しいかもしれないが、それはそれで切ないのだ。
週末に性交できない時の絶望感
タイミング悪く週末と生理が重なってしまうこともある。その時の精神的絶望感と矛先を失った男性器の憤りと言ったら筆舌に尽くし難い。
他には子供が小さい時なんかは夜泣きに拠って行為中に中止なんてパターンもある。
親としてのデメリット
- 子供の成長に立ち会えない
- 普通に人見知りされる
子供の成長に立ち会えない
子供は日々成長して行くものだ。俺はその過程を観察出来ていない。
いきなりずり這いし、いきなりハイハイし、いきなり歩き始める姿を見て吃驚する。
兆しの部分を発見し、応援して楽しむと言うことが出来なくて、親の醍醐味みたいなものが味わえない虚しさがある。
普通に人見知りされる
子供が1歳くらいまでは週末会うたびに泣かれる。抱っこなどしようものなら絶叫かの如く泣かれ、結構落ち込む。
俺の顔を見た時の訝しげな子供の表情が、如何に親としての職務を果たしていないか、痛感させれるのだ。
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